9月の猛烈な台風14号により日本各地に浸水被害や土砂災害など大きな爪痕を残しました。
秋は台風が多く発生する時期です。
台風19号や台風20号の発生はいつごろなのでしょうか。
この記事では台風19号や台風20号のたまごの発生から進路、消滅までの最新情報や気象庁、アメリカのjtwc、ヨーロッパのECMWF、windyの予想ついて分かりやすくまとめていきます。
ぜひ参考にしてくださいね。
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台風19号20号2022たまご発生?気象庁の最新進路情報!

【台風19号】
10月14日15時、南シナ海にある台風19号のたまご(熱帯低気圧)は台風に発生しました。
10月15日午前9時、南シナ海にある台風19号は熱帯低気圧に変わりました。
日本への直接的な影響はありませんでした。
【台風20号】
10月15日15時、フィリピンの東で台風20号が発生しました。
10月16日、台風20号はバシー海峡を時速15キロで北西に進んでいます。
10月17日、台風20号はバシー海峡を時速20キロで西に進んでいます。
10月18日、台風20号は南シナ海を時速15キロで南西に進んでいます。
10月19日、台風20号は南シナ海を時速15キロで南西に進んでいます。
10月20日午後3時、トンキン湾で台風20号は熱帯低気圧に変わりました。
台風19号20号2022たまご発生?アメリカ米軍 jtwc最新情報!
台風19号20号についてJTWCのデータを見てみましょう。
JTWCとはアメリカ軍(海軍)合同台風警報センター(JTWC)が発表している台風情報で、米国政府機関による使用を目的としていますが一般でもアクセスして見ることができます。
2022年10月20日 JTWC台風情報
こちらは10月20日のJTWCが発表した台風情報です。

10月20日、トンキン湾で台風20号(TS23W)は熱帯低気圧に変わりました。台風22号(TD25W)のたまごも発生しています。
2022年10月19日 JTWC台風情報
こちらは10月19日のJTWCが発表した台風情報です。

10月19日現在、台風20号(TY23W)は南シナ海にあります。台風21号(TS24W)も発生しています。
2022年10月15日 JTWC台風情報
こちらは10月15日のJTWCが発表した台風情報です。

10月15日、南シナ海に発生した台風19号は熱帯低気圧に変わりました。
台風20号(TD23W)のたまごが発生しています。24時間以内に台風に発達する可能性があります。今後の情報にご注意ください。
また台風21号のたまごも発生しています。
2022年10月13日 JTWC台風情報
こちらは10月13日のJTWCが発表した台風情報です。

10月13日、台風19号のたまご(TD21Wという矢印)が発生しています。その隣には3つの台風のたまごも発生しています(98Wという赤色の丸、97Wというオレンジの丸、90Wというオレンジの丸)。
今後の情報にご注意ください。
アメリカ米軍 JTWCの見方
○LOW
…24時間以内に発達する可能性は低いもの
○MEDIUM
…24時間以内に発達する可能性も高いが、発達するにはおそらく24時間以上かかりそうなもの
○HIGH
…24時間以内に熱帯低気圧になる可能性があるもの
○SUB TROPCAL
…熱帯低気圧と温帯低気圧の中間的な性質
➡︎矢印
…熱帯低気圧・台風
台風19号20号2022たまご発生?ヨーロッパECMWF
次に台風19号20号についてECMWFのデータを見てみましょう。
ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)は、世界一当たる天気予報を出しているヨーロッパの気象予報サイトです。
ECMWFの特徴は台風の進路予想の精度が高いことです。


こちらは10月21日のチャートと10月25日の予想チャートです。このチャートでわかるのは低気圧の位置と風の予想です。
図の下にあるカラーバーが風速を表しています。
台風19号20号2022たまご発生?最新進路情報!windyの予想
最後に台風19号20号についてWindyのデータを見てみましょう。
「Windy」は、風や波、雨などをリアルに予測できる天気予報ツールです。チェコのプログラマーが開発し、時間帯ごとの気象状況を視覚的に確認することができます。
Webサイトだけではなく無料アプリもあり、釣り人やサーファーなど一般の人も天気予報や台風情報を簡単に手に入れる事ができます。
風速
…図の下の部分の色によって強さが分けられています。
日付と時間
…▶︎のマークや下部のバーをクリックすると日付と時間を変更することができます。当日の0:00から10日後の現在の時間まで雲の動きなどを確認することができます。
台風19号20号の名前は?
日本気象庁では,毎年1月1日以降,最も速く発生した台風を第1号とし,以降台風の発生順に番号を付けいてます。
しかし台風には番号名以外に、2000年(平成12年)より北太平洋または南シナ海で発生する台風には「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)などの提案したアジア名が発生順につけられます。
あらかじめ決めた140個の名前をローテーションして使用します。(140番目まできたら最初の1番目に戻ります)
2022年台風19号「ソンカー」
…ベトナムが用意した名前でさえずる鳥を意味します。
2022年台風20号「ネサット」
…カンボジアが用意した名前で漁師を意味します。
まとめ
今回は台風19号20号について気象庁や米軍JTWC、ヨーロッパECMWFの情報をまとめました。
10月14日に発生した台風19号は15日には熱帯低気圧に変わり日本へに影響はありませんでした。
10月15日にフィリピンの東で発生した台風20号は、10月20日午後3時にトンキン湾で熱帯低気圧に変わりました。
秋は台風が発生しやすくなります。
米軍のJTWCやヨーロッパのECMWFやwindyなどを活用して、長期先の予報の情報を自分で手に入れてみるのいいですね。