7月末に台風5号が発生しました。その影響により沖縄から九州四国かけ週末は大雨になる予報だそうです。
8月1日には台風5号6号共に熱帯低気圧に変わりました。
台風7号や台風8号のたまごは発生しているのでしょうか？
この記事では台風7号や台風8号のたまごの発生から進路、消滅までの最新情報や気象庁、アメリカのjtwc、ヨーロッパのECMWF、windyの予想ついて分かりやすくまとめていきます。
ぜひ参考にしてくださいね。
＼台風5、6号の最新情報はこちら！／
＼台風３、４号の最新情報はこちら！／
台風7号8号2022たまご発生？気象庁の最新進路情報！
出典：気象庁【台風7号】
8月9日午後3時、南シナ海の台風7号のたまご（熱帯低気圧）は、台風へ変わりました。
8月10日、南シナ海の台風7号は、今後北東へ進む予想です。
8月11日、台風7号は、トンキン湾に達したもようです。
8月11日の午前に台風7号は中国の華南地方で熱帯低気圧に変わりました。
日本への影響はありませんでした。
【台風8号】
8月11日、台風8号のたまごが日本の南に発達しています。今後の注意が必要です。
８月12日午前3時、台風8号が日本の南で発生しました。
８月13日、台風8号は御前崎の200キロを1時間に20キロの速さで北上中。
8月14日、台風8号は気仙沼市の東約220km付近を北東に進んでいます。
8月14日21時、台風8号は温帯低気圧に変わりました。
8月15日現在、別の低気圧・前線により、北日本付近が大雨となるおそれがあります。
今後も警戒が必要です。
台風7号8号2022たまご発生？アメリカ米軍 jtwc
台風7号8号についてJTWCのデータを見てみましょう。
JTWCとはアメリカ軍（海軍）合同台風警報センター(JTWC)が発表している台風情報で、米国政府機関による使用を目的としていますが一般でもアクセスして見ることができます。
2022年8月13日 JTWC台風情報
こちらは8月13日のJTWCが発表した台風情報です。
参照：JTWC8月13日、TS09Wが台風8号です。日本の南下にいます。日本に接近する恐れがありますので今後の変化に注意しましょう。
8月15日現在、台風8号は温帯低気圧に変わりました。
2022年8月11日 JTWC台風情報
こちらは8月11日のJTWCが発表した台風情報です。
出典：JTWC8月11日、97Wというオレンジの丸が台風7号がベトナム付近にいます。90Wというオレンジ色の丸が台風8号のたまごです。24時間以内に発達する可能性は高いですので今後の変化に注意しましょう。
2022年8月9日 JTWC台風情報
こちらは8月9日のJTWCが発表した台風情報です。
出典：JTWC97Wという赤色の丸が台風7号のたまごです。24時間以内に台風に発達する可能性あります。
8月9日、台風8号に関してはまだたまごなどは発生していないもようです。
2022年8月7日 JTWC台風情報
こちらは8月7日のJTWCが発表した台風情報です。
出典：JTWC97Wというオレンジ色の丸が台風7号のたまごです。24時間以内に発達する可能性は高いですが今後の変化が気になります。
8月8日、台風8号に関してはまだたまごなどは発生していないもようです。
アメリカ米軍 JTWCの見方
○LOW
…24時間以内に発達する可能性は低いもの
○MEDIUM
…24時間以内に発達する可能性も高いが、発達するにはおそらく24時間以上かかりそうなもの
○HIGH
…24時間以内に熱帯低気圧になる可能性があるもの
○SUB TROPCAL
…熱帯低気圧と温帯低気圧の中間的な性質
➡︎矢印
…熱帯低気圧・台風
台風7号8号2022たまご発生？ヨーロッパECMWF
次に台風7号8号についてECMWFのデータを見てみましょう。
ECMWF（ヨーロッパ中期予報センター）は、世界一当たる天気予報を出しているヨーロッパの気象予報サイトです。
ECMWFの特徴は台風の進路予想の精度が高いことです。
参照:ECMWFこちらは8月15日のチャートです。このチャートでわかるのは低気圧の位置と風の予想です。
図の下にあるカラーバーが風速を表しています。
台風7号8号2022たまご発生？最新進路情報！windyの予想
最後に台風7号8号についてWindyのデータを見てみましょう。
「Windy」は、風や波、雨などをリアルに予測できる天気予報ツールです。チェコのプログラマーが開発し、時間帯ごとの気象状況を視覚的に確認することができます。Webサイトだけではなく無料アプリもあり、釣り人やサーファーなど一般の人も天気予報や台風情報を簡単に手に入れる事ができます。
風速
…図の下の部分の色によって強さが分けられています。
日付と時間
…▶︎のマークや下部のバーをクリックすると日付と時間を変更することができます。当日の0:00から10日後の現在の時間まで雲の動きなどを確認することができます。
台風7号8号の名前は？
日本気象庁では，毎年1月1日以降，最も速く発生した台風を第1号とし，以降台風の発生順に番号を付けいてます。
しかし台風には番号名以外に、2000年(平成12年)より北太平洋または南シナ海で発生する台風には「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)などの提案したアジア名が発生順につけられます。
あらかじめ決めた140個の名前をローテーションして使用します。（140番目まできたら最初の1番目に戻ります）
2022年台風7号「ムーラン」
…中国が用意した名前で花の名前に由来します。
2022年台風8号「メアリー」
…北朝鮮が用意した名前で「やまびこ」を意味します。
まとめ
今回は台風7号8号について気象庁や米軍JTWC、ヨーロッパECMWFの情報をまとめました。
8月1日、台風5号（ソングダー）台風6号（トローセス）が熱帯低気圧に変わりました。
8月11日、台風7号(ムーラン)は熱帯低気圧に変わりました。
8月12日に発生した台風8号は8月14日に温帯低気圧に変わりました。
米軍のJTWCやヨーロッパのECMWFやwindyなどを活用して、長期先の予報の情報を自分で手に入れてみるのいいですね。
